6割が「応募ゼロ」 年間休日120日以上でも ハローワークプラザ難波・セミナー(2024/10/23)
大阪・ハローワークプラザ難波(辰ノ育代所長)は、魅力ある求人票の書き方をテーマにセミナーを開催した(写真)。同ハローワークの職員が講師を務め、「年間休日数が120日以上でも、紹介に至った人数がゼロの求人の割合は57.2%に上る」と府内の求人事情を紹介。「休日数を多く設けるだけでなく、さらなる魅力発信が求められる」と呼び掛けた。
求人事情は、府内のハローワークが今年4~6月に受理した求人約1万3000件を分析したもの。勤務地が大阪府の正社員の求人に限っている。休日数が100~119日の求人では、紹介人数がゼロの割合は7割以上だった。
セミナーでは、同ハローワークの改善事例を紹介し、求心力のある求人票の書き方を解説した。事務職の場合、「1日の担当件数は40件程度」のように、1日の作業量を数字で示すことが有効だとした。「エクセルを使用」など、ソフトを明記する方法でも、業務内容が想像しやすくなるとしている。保育士など人を相手にする仕事では、「4~5人が対象」と人数を挙げるよう勧めた。
(以上 労働新聞より)