人数確保目的が4割 24年卒の留学生採用で 東商調べ(2024/12/2)
外国人留学生の採用意欲がある企業のうち、4割は採用人数の確保が目的――東京商工会議所(小林健会頭)が実施した新卒採用に関する調査で、こんな実態が分かった。2024年卒の留学生を採用した、または採用の意向があった企業に理由を複数回答で聞くと、「国内外を問わず優秀な人材を確保するため」が最も多い91.6%で、次いで「採用予定人数を確保するため」が41.0%となっている。
東商は、「日本人の学卒者を確保しようとしても人が集まらず、外国人の採用にも手を伸ばす企業が多い」と話した。
24年卒の留学生の採用実績は、「採用した」13.6%、「採用ニーズはあったが採用に至らなかった」13.3%となっている。採用する際の課題は(複数回答)、「求める日本語能力を持つ人材が少ない」が最多の68.4%、次に「社内の受入れ体制が整っていない」31.6%だった。
調査は、今年9月に東商が開催した「会員企業と学校法人との就職情報交換会」の参加企業に実施し、316社から回答を得た。
(以上 労働新聞より)
外国人雇用の一番の問題は日本語能力ですね。優秀な外国人材は日本語能力が高い場合が多いですからね。