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健診補助の充実へ 人間ドックに2万5000円 協会けんぽ(2024/12/20)

全国健康保険協会(協会けんぽ)は来年度から、健康診断の補助などをさらに充実させていく方針を掲げた。来年度の事業計画などを議論する運営委員会で、見直し案を提示している。

 具体的には、来年度から重症化予防の一貫として、胸部X線検査で要精密検査・要治療と判断された被保険者・被扶養者に対する受診勧奨を開始する。協会けんぽの加入企業に対する、メンタルヘルスセミナーや出前講座の実施体制も整備するとした。

 令和8年度からは、35歳以上の被保険者が一定の項目を網羅した人間ドックを受けたとき、2万5000円の定額補助を行う。20歳、25歳、30歳の被保険者を対象とした生活習慣病予防健診を実施するほか、40歳以上の偶数年齢の女性を対象とした骨粗鬆症検診も始める。9年度には、被扶養者の健診を被保険者と同等の内容に拡充する。8年度開始の人間ドックへの定額補助なども、被扶養者が受けられるようにするとした。

(以上 労働新聞より)

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