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指導後はフォローも ハラスメント防ぐ研修 東京産保センター(2025/4/7)

東京産業保健総合支援センター(尾﨑治夫所長)は3月26日、ハラスメント防止対策をテーマに研修会を開催した。労働者健康安全機構の菅野由喜子産業保健アドバイザーが、管理職が部下に指導する際に、ハラスメントに発展しない対応方法を解説した。

 管理職が一方的に話すばかりでは指導の意図が伝わっておらず、後から「聞いていません」と言われてトラブルになり、ハラスメントに発展するケースがあると指摘。指導後に、「これからどうするか」、「どのように受け止めたか」を確認することで、情報の行き違いがなくなると助言した。管理職ではない同僚でも、在籍年数が長いと発言に影響力があるため、注意が必要としている。

 菅野アドバイザーは、「日ごろからものが言える雰囲気づくりが大事。信頼関係の構築を進めてほしい」と促した。

(以上 労働新聞より)

大変、示唆を含んだお話だと感じました。自らの立場を客観的に捉える必要があります。威張ることも卑下することもなく、ただ、客観的に自分を捉える。難しいですね。

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