精神障害と障害年金 (2024/1/13)
精神障害と障害年金
障害年金受給者数の全国的な推移ですが、右肩上がりに増えています。
平成15年度は約169万人
平成24年度は約197万人
令和3年度は約209万人
内訳ですが、精神障害(含・知的障害)で50%以上、肢体の障害・腎疾患・肝疾患を加えたら全体の80%を超えます。
令和3年度の愛知県新規裁定請求件数は8426件。上位3障害は次の通り。
1精神障害(含・知的障害) 5772件(68.5%)
2肢体の障害 1408件(16.7%)
3腎疾患・肝疾患・糖尿病 478件(5.6%)
精神障害は突出しています。
精神障害の種類ですが多岐にわたります。
1統合失調症
2神経症
3人格障害
4うつ病・躁うつ病
5アルコール依存症
6てんかん
7知的障害
8発達障害
9高次脳機能障害
10その他
一つ一つについて特徴があり、障害年金受給のための認定基準が決められています。
申請主義・書類審査主義の障害年金請求において精神障害は難しい分野です。
精神障害で障害年金を検討されている方やご家族の方は、是非社会保険労務士にご相談下さい。