25%が社労士に相談 中小の個人情報管理で 個人情報保護委(2024/12/13)
個人情報保護委員会は中小規模事業者の個人情報管理に関する調査結果を公表した。それによると、具体的な相談先として、26.4%の企業が社会保険労務士を挙げている。同保護委は個人情報保護の意識向上に向け、引き続き全国社会保険労務士会連合会などの士業団体を通じた周知広報に取り組むとした。
調査は中小規模事業者3821社から回答を得た。個人情報取扱いにかかる社内規程やマニュアルについて、策定済みとした企業は17.2%に留まった。実施予定は18.2%、実施予定なしは35.4%となっている。秘密保持に関する事項の就業規則などへの盛り込みは、実施済みが20.8%、実施予定が15.3%、実施予定なしが33.1%だった。
個人情報管理に当たって参考にしているものは法律・ガイドラインが47.5%、弁護士や税理士、コンサルティング業者などへの相談が15.8%など。具体的な相談先は税理士が83.6%、社労士が26.4%、弁護士が12.7%、コンサルティング業者が5.1%、行政書士が4.8%となった。
(以上 労働新聞より)
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