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女性の健康課題対象 両立助成金に新コース 厚労省(2025/3/7)

厚生労働省は令和7年度、両立支援等助成金に「不妊治療および女性の健康課題対応両立支援コース(仮称)」を新設する。既存の不妊治療両立支援コースの支給対象事業主と要件を見直すもので、更年期の心身の不調、月経困難症など女性の健康課題への対応と、仕事の両立を実現するための環境整備に取り組む中小企業を対象に加える。

 具体的には、不妊治療との両立に関する相談、または女性の健康課題への対応との両立に関する相談への対応を行う担当者を選任するとともに、不妊治療または女性の健康課題への対応のために利用できる休暇制度などを設け、合計5日間以上利用させた中小企業に支給する。

 対象となる取組みは、①不妊治療のための制度の導入・利用、②月経に起因する症状への対応のための制度の導入・利用、③更年期における心身の不調への対応のための制度の導入・利用――の3種類。それぞれ30万円を1回に限り支給する。導入する制度には休暇制度のほか、所定外労働制限、時差出勤、フレックスタイム制、短時間勤務、在宅勤務などが含まれる。

(以上 労働新聞より)

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