建設業 統計上初めて死亡災害ゼロ 大分労働局(2025/3/17)
大分労働局(佐藤広道局長)が今年1月にまとめた令和6年の労働災害発生状況の速報値によると、管内の建設業の死亡労働災害がゼロの見込みとなった。死亡者数ゼロは、記録が残る昭和48年以来初めて。同労働局健康安全課は、「安全パトロールなど労働局の取組みが奏功しただけでなく、関係機関や事業場で取組みを行ってきた成果」と話す。過去10年間では、建設業の死亡災害発生件数は3~9件で推移していた。
全業種では、8件(前年比8件減)の死亡災害が発生した。トラックや乗用車など、車両を起因とした災害が半数を占めている。とくに、無人トラックが逸走して、労働者が壁と車両との間にはさまれるなどの「はさまれ・巻き込まれ」が3件発生した。同労働局は県内の労働災害防止団体を通じて、管内事業場に対し、運転位置から離れる場合にはブレーキや輪止めなど「停止状態の保持」を確実に行うよう要請している。
(以上 労働新聞より)
死亡労働災害は0であって当然ですが、それが如何に困難であり、長い道のりであるかを物語っています。尽力されたすべての方々に最大の敬意を表したいです。今後も0が続くことを願っています。
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